2005年12月08日
もう一つのマンションの話
もう一つのマンションの話がある．
マンションといっても耐震強度偽装問題ではない．京成本線京成船橋駅南側に徒歩1分の大変交通の便のよい場所に分譲マンションの建設をしている．
2005年12月2日付けで問題となっている設計6社が関与している物件はないと報告している．
このマンションを建設販売しているのがジャスダックにも上場している(株)ダイナシティ<8901>(旧中興建設)だ．しかし、ここの元社長である中山諭(なかやまさとし)は、覚せい剤所持の現行犯で2005年6月28日に逮捕されているのだ．上場会社の社長という立場の人が覚せい剤とは、かなりショッキングな事件だった．個人の問題として、ダイナシティの社長は即辞任し、社長の席は弟に譲っている．事件の発端は、国税局は500人以上のマルサを動員し、本社を含む200ケ所以上に税務査察を入れた．中山諭に質問をしても、まともに答えられるような状態ではなかったらしい．もしやと思った国税局の担当者が警察に連絡した結果、覚せい剤が発見されたのだ．実は、覚せい剤は別件逮捕という説もある．この中山諭前社長はマンション業界の風雲児として 紹介されていたこともあるほどの人物で、芸能人との交遊も広かった．多くの芸能人やスポーツ関係者を連れての銀座の大名行列はかなり有名で、業界ではタニマチ社長と呼ばれていた．某芸能人レーサーのスポンサーとして有名だった．また、某プロゴルフの個人破産は、某支援者の問題による連鎖破産と報じられていた．＜トリビア＞
タニマチとは、いま風の言い方だとパトロンということ．元々は相撲用語で、その昔、大阪の谷町(タニマチ)にいた相撲好きの医者が、関取を無料で診察してくれたことから生まれた言葉だと言われているのが通説．タニマチの定義としては、見返りを求めない純粋な支援者のこと．また、同じ相撲で使う言葉でオコメという用語がある．お金の事で、芸能界の隠語として密かに使われているという．後記：
2005年12月9日の新聞発表によると、(株)ダイナシティは、ライブドアの子会社となった．
東京ベイ船橋ビビットも3年目となりましたが、情報量が大きくなりパフォーマンスも悪くなっていましたので、2006年の新年を迎え
