2005年12月25日
もういくつ寝るとお正月♪(1) 船橋市浜町編
船橋市浜町1丁目にて、浜町西青年会主催のもちつき大会がおこなわれている.
お米が主食になったのは第2次世界大戦以降で、歴史としてはいがいに短い.それ以前は、麦・ひえ・あわなどの雑穀(ざっこく)に、お米2〜3割をまぜたごはんを食べていた.その他には、そば・いも・とうもろこし・大根・豆類などが主な食料となっていた.そのような意味でもおもちが食べられるのは、お正月などの特別な日だけだった.漁業や農業が中心だったころは、地域や大家族で正月のもちつきをおこなっていた.その後工業化とともに工場などに勤めてサラリー化していくにしたがい、家族の形態もしだいに核家族に変わっていく.住居も団地などに住むようになってくるが、共働きという家族も多く、お正月のお供えとしての鏡餅も十分に準備できないことが多かったと思われる.船橋の若松団地やファミリィータウンにおいても、このような背景からもちつき大会が始まったのであろう.最近においては、地域交流のイベントとして、子供を主流にした活動に変わってきている.
もちつきは、まずこづきから始める.蒸しあがったばかりのもち米はまだ粘りの強い粒上のもち米の状態になっているが、このままつくともち米が飛び散るばかりか、仕上がったもちにもつぶつぶが残る.そこで、低い位置から腕力にものをいわせもち米をつぶしていく.十分につぶさないと、艶やかに光り輝いたもち肌にならない.
地域によって、いろいろなおもちの種類がある.ごまもち、しょうがもち、えびもち、あべかわもち、磯辺もち、草もち、ずんだもち、なっとうもちなど.最近は、カレーもち、ピザもちなどもある.船橋近郊は、きな粉もちとおろしもちが主流のようだ.
お米が主食になったのは第2次世界大戦以降で、歴史としてはいがいに短い.それ以前は、麦・ひえ・あわなどの雑穀(ざっこく)に、お米2〜3割をまぜたごはんを食べていた.その他には、そば・いも・とうもろこし・大根・豆類などが主な食料となっていた.そのような意味でもおもちが食べられるのは、お正月などの特別な日だけだった.漁業や農業が中心だったころは、地域や大家族で正月のもちつきをおこなっていた.その後工業化とともに工場などに勤めてサラリー化していくにしたがい、家族の形態もしだいに核家族に変わっていく.住居も団地などに住むようになってくるが、共働きという家族も多く、お正月のお供えとしての鏡餅も十分に準備できないことが多かったと思われる.船橋の若松団地やファミリィータウンにおいても、このような背景からもちつき大会が始まったのであろう.最近においては、地域交流のイベントとして、子供を主流にした活動に変わってきている.
もちつきは、まずこづきから始める.蒸しあがったばかりのもち米はまだ粘りの強い粒上のもち米の状態になっているが、このままつくともち米が飛び散るばかりか、仕上がったもちにもつぶつぶが残る.そこで、低い位置から腕力にものをいわせもち米をつぶしていく.十分につぶさないと、艶やかに光り輝いたもち肌にならない.
地域によって、いろいろなおもちの種類がある.ごまもち、しょうがもち、えびもち、あべかわもち、磯辺もち、草もち、ずんだもち、なっとうもちなど.最近は、カレーもち、ピザもちなどもある.船橋近郊は、きな粉もちとおろしもちが主流のようだ.
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1. お正月の準備〜鏡餅編 [ 京大生まみぞうの徒然日記 ] 2005年12月29日 14:44
今日やっと修士論文の中間発表が終わったと思いきや、もう年越しまで1週間もありません。
どうせお正月は実家に帰るのですが、毎年スーパーに鏡餅が並ぶと、お正月気分を味わうために買おうかなーなんて思ってしまいます。
まぁ結局買わないんですけどね、毎年。
しかもいつ鏡餅飾ればいいのかなんてすっかり忘れてたので調べてみたら、
お正月かざりの門松や鏡餅は、12月13日から28日の間か、30日に飾り、29日は「苦」に通じる、31日は「一夜飾り」といって不吉を嫌い、それらの日には飾らないことになっているそうです。
飾るなら今ですね。
鏡餅は元来、年神様(その年の神様=五穀の豊年を祈る神=歳徳神)に、神饌物(神様の食べ物)として奉納したお餅のこと。
その形は「三種の神器=鏡・玉・剣」の一つである「鏡」を、みかん(だいだい)は「玉」を、干し柿は「剣」を表しているといわれています。
二つ重ねにするのは、「重ね重ね」という願う気持ちを表しているとか、陰と陽を表しているなどとされます。
飾り方は三宝に半紙を敷いて、その上に「うらじろ」を置いて鏡餅を飾り、間に「ゆずり葉」を八の字状にはさんで、上には昆布、干し柿、葉付きみかん。
それぞれの意味は以下の通りです。
■ 鏡餅・・・その形が昔の銅鏡に似ていることからきていて、鏡は「鑑みる」に通じて良い手本を授かりたいという気持ちを表している。
■ みかん(だいだい)・・・橙は実が育っても木から落ちないことから、代々家が没落せずに栄えるようにとの願いが込められている。
■ 串柿(くしがき) ・・・串の中央に六つ、両端に2つずつ差してあることから「いつもニコニコ仲むつまじく」を願って。
■ 昆布(こんぶ)・・・喜ぶに通じ、昆は子孫の意味もあることから、子孫繁栄を願い喜ぶことを表している。また「養老昆布」と書いて「よろこぶ」と読んで長寿に通じるとか、古来の中国では不老長寿の薬としても用いていたというものもあり。
■ 裏白(うらじろ=しだ)・・・前の葉が枯れても必ず次の新しい葉が生えてきて、枯れてなくなることがないことから、常に栄えることを願っているとか、裏の白っぽい方を上に向けるのは、裏表(二心)がない真姿な気持ちという意味。
■ ゆずり葉・・・新しい葉の芽生えの為に古い葉が交代する(譲る)という性質になぞらえて、後の世の代々まで福を譲るとの願いが込められている。
(参考HP:神様への御供え お正月飾り・鏡もち)
干し柿などを載せるのは関西地方限定だという説も聞いたことがあるのですが、どうなのでしょう。
うちの実家は上の通りの鏡餅です。
※三種の神器(大辞泉より)
1 歴代の天皇が皇位のしるしとして受け継いだという三つの宝物。
八咫鏡(やたのかがみ)・天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)(草薙剣(くさなぎのつるぎ))・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)。
2 そろえていれば理想的であるとされる三種の品物。
昭和二九年(一九五四)ごろから言われ、当時は電気洗濯機・真空掃除機・電気冷蔵庫をさした。