2005年12月31日
キャピタランドによるビビットスクエア開始
船橋市浜町2丁目に2004年12月にオープンした、大型ショッピングセンターのビビットスクエアは、東南アジア最大の不動産会社であるキャピタランド(Capitaland)が、210億円で買収すると2005年11月04日に発表していた.キャピタルランドは、シンガポール政府の外貨準備を運用するシンガポール政府投資公社(GIC)傘下の不動産会社だ.キャピタランドグループの2003年12月の売上高は約2,400億円の規模となっているが、短期的に売却して利益を得るようなことはせず、中長期的な投資として運営するという.キャピタランドは、シンガポール・中国・マレーシアなどで34の商業施設を保有しているが、人気テナントを誘致するなど商業施設の付加価値を高めるノウハウも導入する予定だ.ビビットスクエアの以前の運営会社であった、米国の不動産投資運用会社のラサールインベストメントマネジメントからすでに運営を引き継いだようだが、今後日本にはあまり進出していない東南アジア系のテナントがどんどん入ってくる可能性がある.日本のショッピングモール発祥の地ともいってよいららぽーととは違う特徴のある店舗が、低価格で高品位路線の戦略でくれば、ららぽーとでさえも脅威かもしれない.
新しい体制になり、正月用のポスターを貼るスタッフ.
新しい体制になり、正月用のポスターを貼るスタッフ.
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この記事へのコメント
1. Posted by C 2006年01月23日 18:54
ビビットスクエアの以前の運営会社であった、パシフィカモールズからすでに運営を引き継いだようだが・・・とあるが、運営会社はパシフィカモールズではない
→パシフィカモールズが開発し、米国の不動産投資運用会社のラサールインベストメントマネジメントが運営でした.修正しました.
→パシフィカモールズが開発し、米国の不動産投資運用会社のラサールインベストメントマネジメントが運営でした.修正しました.